鉛製給水管対策タイトル
最終更新日 2010年2月1日
1.水質基準の強化
 水道水の水質基準は厚生労働省により、安全性を十分に考慮して設定されており、平成15年4月から水道水中の鉛濃度について基準がさらに強化されました。
 これは、水道水中の鉛濃度について一層厳しい規制が必要と考えられることから、鉛分のさらなる低減化を図るため、WHO(世界保健機関)飲料水水質ガイドライン値にあわせた「0.01mg/リットル以下」に基準強化されたものです。
2.水道と鉛の関係
 鉛は、金属としては柔らかい材質のため加工しやすく管内にサビが発生せず、古くから給水管として広く普及されてきました。
 羽曳野市においても、道路下の配水管からご家庭に水をお送りしている給水管として使用しておりましたが、他の材質(耐衝撃性硬質塩化ビニル製)の普及に伴い昭和58年度から使用しておりません。しかし、現在でも、それ以前に建築された建築物の屋内や各家庭への給水工事に伴うものは鉛製給水管である可能性があります。
 また、水道水中の鉛の発生源は、自然界からの溶け込みによりわずかに存在することもありますが、主には鉛製給水管をはじめ鉛を含む配管材料等からの溶け込みによるものです。
3.鉛製給水管状況と水質調査
 平成21年3月末現在、羽曳野市内全給水件数47,379件中、鉛製給水管が6,376件使用されております。
 また、鉛製給水管の鉛濃度の調査を下記のとおり行っています。
 ・検査法 「15分滞留水法」(平成15年10月1日に検査方法変更)による。
 ・頻度等 毎月、市内管末給水栓において実施。
 ・結  果 全検査水とも水質基準値(0.01mg/リットル)以下であり、通常使用する状態では問題ありません。また、長時間水道を使ってない時や朝一番の水は、念のためにバケツ1杯(6リットル)程度の水を飲み水以外に使用していただくことで、より安心してご使用いただけます。
(参照)月例検査結果

 平成21年3月末状況
管   種 件数(件) 割合
鉛製給水管 6,376 13.5%
その他 41,003 86.5%
47,379
4.水道局の取り組み
 羽曳野市では、これまで配水管の改良工事や修繕工事等にあわせ、水道メータまでの給水管が鉛製の場合には、これらを耐衝撃性硬質塩化ビニル管に順次取り替えているところです。
 上記の水質基準強化に伴って鉛問題解消を目指し、鉛製給水管の取替えが根本的対策と認識し、積極的な鉛管更新事業を実施しております。
 また、すべての鉛製給水管の取替え工事を完了させるまでの間、鉛溶出を抑制するため水道水質面での対策を効果的に実施する予定です。さらに鉛溶出の可能性がある水道メータや弁栓類についても鉛対策を進め、鉛問題の解消に努めております。

                  平成20年度取替え実績
     内        訳 (件)
鉛製給水管取替え工事によるもの 254
修繕工事によるもの 20
移設・整備・改良工事によるもの 299
  取替え件数計 573
5.水道局からのお願い
 通常お使いいただいている状態では問題ありませんが、朝一番の水や長時間留守にした後などは、バケツ1杯程度を飲み水以外に使用していただくことで、より安心してご利用いただけます。
 今後も、積極的に鉛製給水管の解消に向けて努力をしてまいります。
 鉛製給水管に関するご質問等は水道局にお問い合わせください。
        お問い合わせ先 水道局 工務課 電話 072−958−1111
                             (内線5040・5042・5043・5045)
                e-mail mailbox@suido.habikino.osaka.jp
Q&A
問い1  自分の家の給水管は、鉛製給水管でしょうか
答え1 お客様の住所・名前・使用者番号をお知らせください。台帳確認後、連絡させていただきます。
問い2 鉛製給水管を使用して、毎日飲んでも大丈夫ですか?
答え2 通常にご使用いただいている状態では、問題はありません。しかし、朝一番の水や長時間留守した後の水は、若干鉛が溶け出している可能性がありますので、バケツ一杯程度の水を飲み水以外にご使用していただくことで、より安心していただけます。
問い3 鉛製給水管は、どこに使われているのでしょうか?
答え3 道路下の配水管分岐箇所からご家庭の市水道メータまでの部分に使用しています。

15分滞留水法とは?
1.給水栓において蛇口をあけて約5リットル/分を5分間流します。
2.その水を捨てます。
3.蛇口を閉めて15分間滞留させます。
4.蛇口を開けて1と同じ流量にしながら開栓直後から5リットルを
  採取し、均一に混合して検水とします。

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