あいさつ日本一を目指して(学校と地域の想い)
朝、児童が登校してくる校門からみえる大きく掲げられた「あいさつ 日本一」の文字。しかし、反対側には昭和52年度卒業の生徒が描いた色褪せてしまった動物の壁画があります。「あいさつ日本一」を目指す白鳥小学校の麻野校長は、塗料がはげているため元気なくみえる動物たちを、何とかしたいという気持ちでいっぱいでした。この想いはいつしか地域に広がり、また、当時壁画を手がけた卒業生までにも届きました。さらには、羽曳野ロータリークラブからも賛同を得て協力をいただくことになりました。
夏休み前に「壁画復元スケジュール」をたて、8月後半には、33年前に壁画を手がけた20人の卒業生が母校に集まり、美術の先生による指導の下、仕上げ塗りに取り掛かりました。そして、2学期が始まる直前、見事に壁画が復元されました。
新学期の朝、校門で出迎える校長先生に「おはようございます!」と元気にあいさつする児童たちは復元された壁画に気づき驚いていました。校長は、笑顔で登校する子ども達に「数十年後、壁画が色褪せてしまったら、復元はまかせたよ」と心の中で語りかけました。